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トンネル新設工事は、地山を機械や爆薬を使用して掘削し、坑内に発生した土砂の運搬(ずり出し)の後、支保工設置・コンクリート吹付補強などの覆工を行います。上也組は、この覆工に関わる仮設設備全般の組立解体作業を主に請け負っています。中でも特に高い技術と専門性が求められるのが、移動式型枠(セントル)の組立解体工事です。私たちが普段トンネルを通過するときに目にする半円筒形のコンクリートの壁。コンクリートをこの形に形成する際に使用されるのがセントルです。このセントルを使用しコンクリートを打設してはセントルを移動させ、またコンクリートを打設する、という作業を繰り返してトンネルは完成します。
そのほか、コンクリート打設前に山からの湧き水を防ぐ防水シートを施工するための台車(シート台車)や、天井壁配筋を施工するための台車(鉄筋台車)、トンネル工事に必要なコンクリートを製造するバッチャープラント、工事中に生じる騒音を外部に漏らさないようにするための防音扉や防音壁といった仮設設備の組立解体業務も担っています。
トンネル工事にはさまざまな工法があります。トンネルは造る場所によって山岳トンネルと都市トンネルに分けられます。そのうち、都市トンネルを掘る施工法のひとつに「シールド工法」というものがあります。掘削機を地中に掘進させながら掘削してトンネルを構築する、まるでモグラのような工法で、都市の地下鉄の施工や地下河川の整備、海底トンネル工事などで用いられています。
私たちはこのシールド工事の中で、掘削により発生した土砂を搬出するベルトコンベアといった運搬設備から、湧き水の汚れを処理する濁水処理設備、工事により発生する騒音を遮断する防音壁や防音ハウスといった防音設備に至るまで、多種多様な仮設設備の組立解体を担当します。
トンネル工事のほかにも、さまざまな工事に付随する仮設設備の組立解体を行っています。
くさび緊結式足場や枠組足場、胆管足場など、土木や建築の工事現場において、職人が作業するための足場の組立解体を行い、職人が安心・安全に作業できる環境を整えています。
また建設現場で、鉄骨を溶接し加工する鍛冶工事も行っています。建物の完成度を左右する重要な仕事です。